羅臼 鷲の宿~別名痛風の宿2010年09月10日 21:27

知床グルメ
毎年9月第1週に開催される知床ツアー。

樺太鱒と鮭がターゲットの釣りツアーなのだが、いつからか知床グルメツアーと呼ばれるようになった。

その理由は定宿「鷲(ワシ)の宿」にある。

外観はお世辞にもきれいとはいえないが毎晩の料理が絶品である。

「グルメ(美食)とはグルマン(大食い)である」とは開高健の言葉だが、
鷲の宿の料理は北海の幸をこれでもかと言わんばかりの物量で攻めてくる。

キンキ(メンメ)の水煮と毛蟹
北海道の3大高級魚と呼ばれるキンキ。白身魚なのに脂が2割も。
酒、醤油など一切余計な味付けをせず、中までトロトロに煮込んである。
ちなみに生キンキは1尾5千円位で売られていた。キンキ毛蟹とも一人一匹。


北の幸のBBQ
キンキ、牡蠣、海老、烏賊、秋刀魚、ジンギスカン全て大振り。
とても食べきれないので焼きタラバは翌日へ。


タラバガニ
写真の半分サイズが空港では1万5千円で売られていた。
全員で3バイ。
パキンと割った足から引き締まった白身がブルンと出てかぶりつく…タナリマセンナー

宿の隣には何千匹の魚がここで解体されたのであろう作業場と冷凍庫。
釣ってきた樺太鱒のイクラ漬けも作成。
ただし強烈な魚フレーバーがするので二日酔いの方は要注意。

毎晩の美食と宴会。高脂・尿酸血症の中年には毒を食べているようなものである。
ツアー参加後に発症したとの話もまんざらではない。正に「痛風の宿」


宴会の後はガヤ(エゾメバル)釣り。
地元名ガヤとはガヤガヤたくさんいるので付いたそうだが、本当によく釣れる。


昼間でも底を叩けばこの通り。

知床は旅人を1日たりとも裏切らない(^^)

(詳しくは→ http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/18439357.html )

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