農園便り~11月みかん~^^☆2010年11月27日 15:14

流浪の農園便りです~(^^;

いよいよ晩秋。小田原のみかんも本番真近か。

極早生みかんを100kg収穫。1年ぶりのみかんです。
瑞々しい味ですが本命はまだまだこんな味じゃないですよ~。

中手品種の「藤中(ふじなか)」
色も充分上がって10日過ぎから収穫します。

本命の神奈川ブランド「大津(おおつ)」は晩柑なのでまだまだですね~11月下旬からです~
熟成させると酸味と甘さのバランスが最高です(^^)

みかんキング「デコポン」は今だ真っ青。
1月収穫で熟成させ3月までお休みさせますzzz

これはネーブル。最近あまり見なくなりましたね。
見かけは色付いていますがデコポン並みに熟成に時間がかかります。

10月は安定しない気候でしたが、11月から12月はどうでしょう?
これから年末までの2か月間が1年で一番忙しくなります~

詳しい写真つきは→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20030044.html

里山クヌギ化計画 (2)2010年11月27日 15:19

釣りは三日坊主どころか二日目で早起きすることが出来ず終了です(^^;
一応AM3:00に起きたのですが…布団の温もりの誘惑に負けてしまいました~

寒暖の差が大きくなってきたらシイタケがよく育ってます。
肉厚ブリブリのシイタケ達が、毎日毎日ブリブリブリブリ採れるので食べ切れません~

春より秋の気候がキノコのお気に入りみたいです~クワ達の菌糸ビンも活性が上がってますから…

売するほどは出来ないので食べ切れない分、干しシイタケにします。
シイタケのホダ木を100本単位で作れば販売もできるでしょうが、
台風で倒れた木を使っているので数に限りがあります。

そこで今年から考えている計画があります。それは…

「櫟化計画」漢字で書くと難しいですね~クヌギ化です。
計画と言うと仰々しいですが、1年やそこいら、ヘタすりゃ一生かかっても出来ないので計画です。
(山からドングリ拾ってきて育てるだけですが~)

詳しい写真つきはコチラ→ http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20239468.html




















チョコみたいのが沢山ありますね~300個はあるでしょうか。
虫食いドングリは撥ねて袋に入れ水に浸けました。
後は…諸説イロイロありますので~よく分からないですがプランターにでも植えてみます(笑)
その後は極秘~計画の詳しい概要は後日ですよ(^^)

クワガタ便り~新種登場!2010年11月27日 15:22

今年のヒラタは猛暑の影響?時期?ウデでしょうか23頭しか累代できず~
そんな私にブロ友のウルトラマンプリオンさんがヒラタを送ってくれました。

伝説の「しあわせのみかん箱」です(^^;・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ultraman_prion/16313292.html

今回はいたってノーマルで幼虫21頭が送られてきました。

兵庫産HBa系統と大阪産Ob系統の♂10頭、♀11頭のセットです~
ありがとうございました(^^)大切に育てます。

写真左~?この空のペットボトルは??
♀って書いてありますが、中は空です・・・


いました~ww~ダンボール箱の中で♀2頭脱走中~ww

他にも大阪産♂成虫オマケ付でした~関東産と比較すると足太で特に中足の腿節が太く差があります。
やはりヒラタは西部産なのですかね~

タイトル新種登場になっていますが、正確には別産地ですね。
同じヒラタでも別物みたいですが何処かでご先祖様が繋がっているのでしょうか?

詳しい写真つきはコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20240212.html

里山クヌギ化計画 (1)2010年11月27日 15:24


「里山再生計画~竹林化阻止とクヌギが果たす役割の巻」~www

 最近、生物多様性という言葉をよく目にするようになりました。しかし、なにか判ったようで判らない気がします。一言でいえばたくさんの生き物同士のつながりのようですが、生物多様性保全の必要性というと具体的にどのようなことを指すのでしょう。
 また、生物多様性と一緒にCOP10という言葉がセットになっています。COPとは条約の締約国会議のことでいろいろな条約の中の一つに生物多様性条約があり、今回はその10回目の締約国会議なのでCOP10と呼んでいます。
 生物多様性条約の目的を要約してみました。
① 生物を生育環境とともに保全
② 生物資源の持続可能利用
③ 遺伝資源利用からの利益配分
 これをみると①の生物&環境のセット保全はともかく②の資源利用や③の利益配分になるとエネルギー資源や食糧資源みたいに話が生臭くなってきます。そもそも①の生物・環境の保全も人間が自然から受ける恩恵。つまりは人間中心にした「生態系サービス」の維持・向上を目指すためのものであり、ゾウやライオンましてやオオクワを保全しましょうってことじゃないですね~

 条約はともかく生物多様性保全の趣旨は陸上や水中のさまざまな自然の中に住む生物たちが互いにつながって生きていることを念頭にその種や生存環境を守っていくことにあります。
 身近なところでは生物多様性の保全面から里山のことが話題になっています。里山とは「村里家近き山を指して里山と申し候」の語源通り人間と関わりながら維持され持続可能な利用がされる畑山地区のことですが、地元の里山は荒廃が進んでいます。
 高齢化や農産物の価格低迷で耕作放棄された農地が増えているのも原因の一つですが、栽培林や雑木林に人の手が入らなくなったことが荒廃を進めている大きな理由です。




(管理されていない杉林。杉も根が張り切れず土砂崩れが発生する)

 父の話だと昔は雑木林ですら枯れ枝1本落ちていない整然とした状態であり、「生木を切るべからず」の看板もあったそうです。その時代、昭和初期まで家庭の熱源は殆どを薪や炭でまかなっていました。その熱需要を満たすため山には薪山と呼ばれる場所が各地に存在し、薪山は定期的に伐採と植林が繰り返し行われました。このように持続可能な利用することによって里山の雑木林が保たれていたのです。

 戦後になると家庭の熱源は石油・ガスの化石燃料に移行し、薪山の存在価値は低くなりました。また、折からの高度成長期と重なり住宅や建材用途の杉・檜への転換が進み(その時期一斉に植えられた杉・檜が現在どのような影響を与えているかはご推察の通りです。)残された雑木林も人の手が放れ、新陳代謝が起きにくい状態になっています。



(耕作放棄されたみかん畑。2~3年で葛に呑まれた)


(雑木林の竹林化。上空は笹に覆われ低木は淘汰される)


 このような状態を荒廃と見るか極相化への課程と見るかでは見解が異なりますが、耕作放棄された農地での葛(クズ)の大繁殖や外来種である孟宗竹林の拡大による山の緑の単一化は植生の多様性からみても好ましくない状態であると思います。

 元々この地域の木材の利用方法は燃料用途でした。したがって長期間かけて成長する太い木材は不要であり、短期間で(といっても10年単位ですが…)成長の早いクヌギ・コナラ等落葉広葉樹が好んで植林されました。

 燃料以外の利用方法として広葉樹の萌芽更新を利用した緑肥への活用があります。クヌギは幹部を残して伐採すれば翌期には伐採部から萌芽更新が起きます。この萌芽部分を「ひこばえ」と呼びますが、若くて柔らかいひこばえは刈り取って田に鋤き込み肥料にします。また、若枝はすべて刈り取らず一部を残し成長させれば再び薪炭や椎茸栽培用のホダ木に利用することができます。定期的に剪定を繰り返すうちに元幹は太く、刈り取った部分は瘤状に成長します。この行程を数十年から百年単位で繰り返し経た状態がいわゆる台場クヌギと呼ばれるものです。山梨が有名ですが県中部の椎茸栽培が盛んな地域にも見ることができます。



(この項は山口進著「米が育てたオオクワガタ」に詳しくあるのでご一読を)


 台場クヌギとオオクワガタの関係は人間の持続可能な営みの中から生まれたともいえますが、終わりにしようとしているのも人間です。数百年かけて環境を作ったのも人ですが十数年で壊したのも人です。化学肥料の導入でクヌギの緑肥は不要になり新しい台場は必要がなくなりました。古い生きた台場も別の目的のため破壊されつつあります。

 現在地元で巨木化しているクヌギはもともと父が子供の頃(約70年前)に薪炭にするために植えた木です。必要性がなくなったため切られず残り、太いまま上に伸びて成長し極相化しました。本来この地域における極相はシイやカシの照葉樹帯です。しかし、人的攪乱によってクヌギやコナラの落葉広葉樹帯が出現するそうです。そのためであるかは不明ですが、自生しているクヌギからドングリが落ちても新たに発芽して若木が育ちにくいのも本来の植生に合わないためか、極相で固定化された場所での代謝が阻害されていることが原因かもしれません。

 生物多様性に関わる活動は広義で曖昧であり、具体的行動に結びつかないことが多いと聞きます。しかし自分の活動領域で考えてみると小さなことですが、なすべきことの答えが見つかるように思います。
 具体的には、里山の一部は広葉樹林に変わって孟宗竹林が領域を広げています。竹は成長が早く1年で林の最高点まで達し、侵食された場所の低木は数年で駆逐されてしまいます。逆に竹林化が進んでいる場所で単に竹の伐採を行うと今度は代わって葛が繁殖し一面を覆い尽くしてしまいます。広葉樹林を回復させるためには孟宗竹の代替種を育てる必要があります。そこで広葉樹雑木林の再生その役割をクヌギに引き受けてもらうこにしました。クヌギを選ぶ理由はもちろんクワガタへの趣味的関心があること。そして椎茸栽培への目的利用「生態系サービス」の継続的な利用が可能だからです。

 幸い自分にはそれができる環境があります。ただしその目的に達するための制約は、物量もさることながら時間によるところが大きく最低十年単位の期間が必要となます。トトロが近くに生息していれば話は別ですが一朝一夕にできることではありません。かといって時間の長さに躊躇すれば先送りになってしまいます。米作りもみかん作りも何年やっても年一勝負です。今できることをしないで時期を逃すと次は1年後ですから。

いずれにせよ里山のクヌギ化は木の長~い計画になりそうなのでのんびり行きます♪
長い駄文にお付き合いありがとうございました(笑)

詳しい写真つきはコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20462871.html

里山クヌギ化計画 (3)2010年11月27日 15:28

10月末から11月にかけて山から採ってきたクヌギのドングリ。
父に聞いてもクヌギの育て方など知らんだと…

ネットで探したらいくつかありました~

徳島県「くぬぎ造林のすすめ」PDF版
www.green.pref.tokushima.jp/shinrin/ringyo/pdf/kunugizorinnosusume.pdf

愛知県「シイタケ原木クヌギ造林の手引き」PDF版
www.pref.ehime.jp/060nourinsuisan/080ringyou/00001461021016/5_guide/shitake-kunugi.pdf

同「クヌギ造林の技術指針」PDF版
www.pref.tokushima.jp/files/00/01/22/94/system/ringyofukyusidojigyo50-1.pdf

どれも専門的ですね~萌芽更新のためのチェーンソー取り扱い方法まで載ってます。

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収穫したクヌギは10日間流水浸けしておきました。
蒔き付けは3月~それまで保存しなきゃいけません。
いろんな保存があります。川床に浸けておく方法もできますが、
一番簡単そうな土中埋蔵式にしました。

っても袋ごとコンテナに入れて土を被せておくだけです(笑)
これでモグラは大丈夫。後はネズミが入らないようにすればOK

ここまですれば、この計画3月まですることないので冬眠です~zzzz

・・・順番が逆になっちゃいますが計画の理由をそのうちだしますね~(笑)

詳しい写真つきはコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20431985.html

今日のみかん園~藤中収穫2010年11月27日 15:30

APCE開幕に合わせて大陸から招かれざるお客さんの黄砂ではっきりしない天気。
みかん園は今日から中手みかんの藤中の収穫です。



みかん園への道~虫取り行く訳じゃないですよ~w
もちろん車じゃいけませんww

収穫したみかんは・・・

☆赤い彗星~一輪車で運びます~しかもエンジン付きw~働くクルマww

一回につきコンテナ5個100kg~働きものですね~でもALL下りなのでエンジンはブレーキ役です。
この気候なのに半袖仕事(大汗)~運動不足の体には最適です(^^;

ここは道が狭いので一輪車しか使えませんがもっとスゴイ働くクルマがいます。
その名は・・・

「ピンクレディー」(死語)~ww~Coming Soon

ちなみにみかんのオーナーさんが来る場所はこんなキツイとこじゃないですよ(笑)

詳しい写真つきはコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20368970.html

今日のみかん園~11月デコポン&はるみ2010年11月27日 15:32

小田原もおとといの雨から急に寒くなってきました(っても気温10℃をちょっと切っただけですが…)~みなさま体調はいかがでしょうか?
寒い冬、風邪の予防にみかんはいかがですか(笑)



ようやく「デコポン」が色づき始めました。
九州原産のデコポン。名前の由来は凸(デコ)のあるポンカンです。

「不細工なみかんは商品価値ゼロ!」

ってことで一度は捨てられた品種です。
でもあまりに美味しいので拾われ、今やみかんの王様です。
来年1月に収穫して3月まで低温熟成。デコポンは熟成しないと美味しくなりません。

こちらは「はるみ」ちゃん。
見かけはオレンジ。きれいな外見同様味も酸が少なく甘みの強い品種です。
デコポンがkingならはるみはQueenですね。
普段はデコポン並3Lサイズですが今年は小粒です。
これも来年2月に出荷します~お楽しみに♪

詳しい写真つきはコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20484876.html

今日のみかん園~TV撮影中2010年11月27日 15:33

今、テレビ撮影中です。
神奈川ローカルTVK日曜日の番組「かながわ旬采ナビ」で
http://www3.tvk-yokohama.com/navi/
ウチのみかん園が紹介されます。

出演者は父ですが~(笑)

サクラ~母たち(爆)

11月28日(日)あさ9:00から放送です~
観てくださいね~ってもローカルですが(^^;

長野行~紅葉に引かれて善光寺詣り2010年11月27日 15:34

先週所用で長野に行って来ました。
長野新幹線は3年ぶり、長野はすでにマイナスまで冷え込んでいるだけあって紅葉もキレイでした。



講演がいくつかありテーマは「マクロ経済指標」講師:小宮一慶~こりゃ爆睡間違いなし~と思いきやかなりためになるお話でした。

日本経済新聞の毎週月曜日に掲載される経済指標の見方です。(ちなみにウチは日本農業新聞ですが…)
GDPだのCIとか数値の羅列が見方を覚えると関連が見えてきます。一般的に労働分配率は付加価値の60~70%と言われていますが、農園の分配率は0%!ビックリです。

講師の小宮一慶さんは日経わかる本を2冊書かれているだけあって話に説得力がありますね~でも記憶に残ったのは、関西ローカル番組「ちちんぷいぷい」で掛布さんがレギュラー降板した理由と新聞・雑誌の連載13本持ってて1本5分で仕上げるって話でしたが~(笑)


帰りの新幹線まで少し時間があったので国宝善光寺へお詣り。



ここが寺と思いきや二つとも大きな山門でした。長い参道を抜けると本堂到着。
毎年「ゆく年くる年」に登場する鐘楼も観ましたがケータイ電池切れで写メなしです。


本堂の中には「お戒壇めぐり」があります。
ご本尊の下の真っ暗な回廊を通り途中に掛かる「極楽の錠前」を探り当てるのがミッション。

中に入るとホント真っ暗で何も見えず、前の人にサワサワと触れてないと危なくて前に進めません。前にいたのが数十年前に妙齢のご婦人だったのがとても残念ですw


錠前を探り当てたら願を掛けます。もちろん願いは「家内安全」!

ウソです~暗いのに気を取られ外に出てから思い出しました(笑)

詳しい写真つきはコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20644764.html

S&Bちびっ子マラソン神奈川大会~シルバーコレクター2010年11月27日 15:36

今年も2号がS&B小学生マラソン大会~正式には第24回富士シティオ・スリーエフS&B杯ちびっ子健康マラソン大会~って長~い名前のイベントが湘南ベルマーレの本拠地平塚競技場で今年も開催され、参加しました。


この大会は参加費は無料の上、お土産付きの太っ腹なマラソンイベントですw

お土産その1~

定番S&Bのカレー他お菓子や飲み物~大会専用Tシャツ。

お土産その2~

賞状&メダル~優勝すればトロフィーですv

参加者1~6年の男女1,500人UP全国一のマンモス大会。
(開会式は数年前の風景です)

4年生2号の個人イベント今年はこれにて終了!
S&Bも含め今年エントリーした3大会はALLシルバー~父もたまにはGOLDが見たかったですw
(訂正4大会でシルバー2、ブロンズ1、入賞1でした~) 

追記
あくあさんからコメントがあったのでウチの科学的成果について触れておこう

勝つためには2kmのタイムを10秒短縮する必要がある。悩める2号との会話。

「2kmを1/10にすると何mだ?」


「…200m」

「200m毎に1秒縮めれば2kmで10秒短縮できる!」


「計算じゃそうだけど…」

「簡単、超カンタン。200mに1回ワ~~!ってダッシュするの。そうすれば1秒縮まるよ。それを10回繰り返すだけ。名付けてワープ走法!」


「…ペース乱れるってば」

「キャハハ~~ウケる~やりなよ~周りの子ビビルよコイツキモイってww~ヒヒヒ」

・・・なぜか1号姉に大ウケ。
父は確信した。1号姉がワープ走法を実践する日が来ることを(ニヤリ)

詳しい写真つきはコチラ→ http://blogs.yahoo.co.jp/uminofarm/20682380.html